お葬式の供養品で意外に悩む!本当は何がいいの?

時代とともに変わりゆくお葬式の供養品事情

時代とともに変わりゆくお葬式の供養品事情 供養品は、お葬式で参列したくださった人から供養のをいただいたお返しとしてお送りする品物です。通夜や葬儀が終わった際に、心を込めた供養品を贈り、感謝の気持ちを伝えたいものですが、急な不幸に接したりこちらに余裕がなかったりすると供養品をゆっくり吟味する時間がなく、ついつい間に合わせのようになってしまうことも少なくありません。

御供物は元来、線香、花、飲食、灯明、浄水の五供を基本とし、故人へ生前は伝えられなかった素直な想いをふくめて伝えるという目的があります。時代は変わってもお葬式の供養の意味は変わりませんが、現代ではもともとの意味にくわえて周囲の人への感謝や日頃のお付き合いなど、供養という本来のニュアンスを離れたところでも活用されています。

お葬式のマナーについて問題となるのがジェネレーションギャップです。年配の方々にとってはお葬式や供養品のマナーなどはもはや常識のようなものなのかもしれませんが、若い世代にとってはわからない部分も多く、日常的な経験ではないだけに未知の領域といっても過言ではありません。

葬儀社のほうも、若い世代に葬儀のマナーをわかりやすく伝えるためいろいろとキャンペーンなどで工夫していますし、最近ではデパートや百貨店でも手頃な価格で供養品セットが売られているため、若い年代でも日本古来の葬儀のマナーについて親しむことができる土壌がととのいつつあります。僧侶派遣サービスが一時期話題となったように、日本でも次第に冠婚葬祭のマナーが簡略化されてきています。その流れはここ数年さらに加速し、お墓参りもウェブサイトから行えるサービスが人気になったりと、供養という行為そのものが良い意味では身近に、悪い意味ではチープになりつつあります。

お葬式の供養というのは本来、生前ゆかりのあった故人にきちんと、ありがとうという気持ちを伝えるための厳粛な儀式ですが、だからといって供養の簡略化、インスタント化を頭ごなしに否定することはできません。供養の簡略化は時代のニーズに即したものであり、現代人のライフスタイルに沿っているものである以上、儀式のかたちがある程度簡素化されていくのはやむを得ないことです。

大切なのは日本古来の伝統文化に固執するのではなく、時代ごとの価値観に合わせた供養のかたちというものをつねに提案しつづけることであり、現代人にとって受け入れやすいマナーを継承し、次の世代へ伝統を残していくことではないでしょうか。

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